【ロッドカスタム】ダイワキングバイパーのグリップエンドにバランサーウェイト追加改造してみた

ダイワスティーズシリーズから川村光大郎さんシグネチャーモデルのSC 6111HSB KING VIPER(キングバイパー)のグリップエンドを改造し、重いビッグベイトでもより快適に、振られる事無く安定し投げれるようにカスタマイズしてみました。
グリップの脱着方法に、DIYにてどんな方法で作業したのか、詳しく解説。

 

【ロッドカスタマイズ】ダイワ キングバイパーのグリップエンドを調整可能に

川村光大郎プロの監修したヘビーバーサタイルロッドのSC 6111HSB KING VIPER(キングバイパー)。

Shore Competitionモデル(ショアコンペディションモデル)である本ロッド。

他社にはない軽さと合成を実現し、ルアーのグラム数値で言えば、7~100g(1/4~3.5oz)クラスの広範囲でキャスト操作可能と言うのがときめいて購入。

正直、もう一つのファイアウルフとも迷ってしまいましたが・・・

まあ、どちらかと言うと重めのクラスを投げたい私にはピッタリと思いコチラを選択。

ただ、105gの軽さゆえに、2オンスクラスのビッグベイトを投げようとすると前のめりになりキャスト精度に若干掛けるのが難点。

通常のビッグベイトロッドは150g台より上と比較的重めに出来ている。

グリップエンドにバランサーが入っているためだ。

その為、キャストの際にティップ部が上に、グリップエンドが重心の関係で下にくる。

その為、重いが投げているアングラーに対し、無理な負荷を感じさせない設計になっている。

ロッドの合成は間違いなくフラグシップなので、問題無し。

しかし、バーサタイル性を持たせた軽さの為、正直ビッグベイトを扱うには辛い。

そこで、今回はグリップエンドをカスタマイズし、重めに設計。

より、重めのルアーを扱うのに適したロッドに改造しようと考えた。

実際にグリップエンドをカスタム化したのがコレ。

改造するにあたってコンセプトを決めていた。

それは・・・「よりシンプルにダイワ純正に近いカスタム化」

単にカスタマイズと言うのは個人的に面白くなかった為だ。

走り屋の車のようにイジってます感のある改造も個人的には好き。

しかし、さりげなくいかにも商品として売っているような見た目。

聞かれて実はカスタマイズしてるんだよと言いたくなるデザインにしたかった。

その為、シルエットとしては、スティーズシリーズに使用されているロッドグリップのデザインの形状に近い形で構想を練ってみた。

それで完成したのがこのロッド。

グリップエンドはファイアウルフの様な感じに。

実際に使用したバランスウエイトは、ガンクラフトのブレインに取り付けられているグリップエンド部のパーツを流用。

このバランサーユニットの最大な特徴は・・・「ウエイトの調整が自分で可能」と言う所。

なので、ルアーの重さに合わせてロッドの重さのバランスが調整可能

自画自賛だが、我ながら今回のカスタムはよくやったと思うw

コレはバランサーユニットを全部外した状態。

重量としては108g。

キングバイパーの元の状態が105gなので、この時点で3gアップ。

ウエイト未装着でバランサーユニットを取り付けるとこの重さ。

この時点でジョイクロは快適に投げれる。

 

ブレインについていたウエイトが5gが3つ取り付けると、バランサーユニットの重さが25gになるので・・・

標準で133gになりました。

更に重くすることも可能!

もう1つあったグランドトリックのウエイトも追加するとこの重さ。

家に折れてしまったガンクラロッドが何本かありますので・・・w

ブランクス形状にもよるが、どんどん重くすることも可能。

3オンスクラスはかなり快適。

※後日動画でレビュー予定。

 

脱線してしまったが・・・

ガンクラロッドのバランサーの構造が特殊で、グリップエンドの内側にネジ山が切ってあり、そこにバランサーをねじ込みセットするという構造だった。

自作パーツを売っている各メーカーで同じような物を探したが、ときめく商品が見当たらなかった事もあり、実際に自作してみました。

要らないロッドを切断し使用した方がかなり楽ですが・・・

使えるガンクラロッド自体はそのまま使用し、改造がしたい方もいるかと思い、今回はネジ山を自作し、グリップエンドに追加する方法を選択。

使う時だけ、バランサーを付け替える為、ガンクラロッドを犠牲にしないで済みます。

ココからは、どうやってロッドをDIYしたのか、詳しく解説していきたいと思います。

改造するにあたって必要になった道具・パーツ類を紹介

キングバイパーのロッドエンドのカスタマイズ化するのに必要になったパーツ類を紹介。

今回は、ガンクラロッドのパーツを流用するわけだが、1~3以外はごく一般的なグリップ改造に必要な道具・パーツ類になる。

1.ガンクラフトのブレインのバランサーユニット

ガンクラフトのBRAIN(ブレイン) KG-00 6-680EXHに装着されているバランサーユニットがコチラ。

グリップエンドのネジパーツに5gのウエイトが3つ付いて構成されている。

総重量としては25g。

今回はコレを流用しました。

同じような感じで吉田撃プロのシグネチャーモデルのグランドトリックもこの仕様ですが、ロッドのパイ形状が異なる為、ネジ穴の大きさが違うので、使用する方は注意が必要。

2.アクリルパイプ

グリップエンドのネジ山を形成するために購入したのが、このアクリルパイプ。

塩ビの配管の方が加工が楽だが、水道管の企画上、小さいサイズが販売されていなかったので、このアクリルパイプをチョイス。

アクリルの方が加工は難しいが、強度はある。

無理矢理ねじ込んでもネジ山が潰れる事が無いので素晴らしいが、ただ加工が大変でして・・・

今回、購入したのが外形15mm×内径13mm×1mのサイズのアクリルパイプ。

ホームセンターでは、手芸・工作エリアで売ってます。

値段としては600円くらい。

ほんの2cmくらいしか使わないんですがね・・・w

かなり余りましたw

3.タップ&ダイス

パイプ内に目ネジを作るのに使用する特殊工具。

一般的には、自動車の様な工業系部品に使用されるツール。

今回は、M12のピッチ1.5の物を使用。

4.ジャストエース「SEPARATE REAR GRIPS(スペアリアグリップ)」

自作ロッドでお馴染みのジャストエースから販売されるカスタムグリップ。

キングバイパーとブレインのロッドの寸法が丁度15mmなので、それに合ったサイズの物を選択。

コチラの商品をグリップの長さに合わせカットし使用。

Amazonで商品をチェック⇒ジャストエース(Justace) EVAグリップ TRG27-10EBK15 内径15mm 外径27mm 長さ100mm

楽天で商品をチェック⇒ジャストエース(Justace) ロッドパーツ グリップ TRG27-10EBK15 EVAリアグリップ

5.エポキシ接着剤(2液タイプ)

ロッドとグリップを固定するのに使用するボンド。

2液タイプとなっており、AとBに分かれる液剤を混ぜ硬化させる。

タイプによって硬化時間や完全硬化時間の違いの物が存在する。

一般的に使用されているタイプが硬化時間5分。

完全硬化時間が12時間くらいの設定の物。

物を選ばなければ、ダイソー等の100均でも安く購入が可能。

使用にも問題ないが、心配な人はちゃんと釣具で販売されている商品を購入する事をおススメする。

ロッドのグリップエンド改造の手順を紹介

改めて、今回のカスタム内容は、「キングバイパーのグリップエンドの調整式バランサー組み込み」。

ガンクラロッド「ブレイン」のバランサーユニットをワンオフで取り付ける為の改造になる。

使用するルアーに応じてロッドの重さを調整可能に設計するために行った作業手順を紹介。

アクリルパイプの内側にネジ山を掘り作成。

購入したアクリルパイプ内に、先程紹介したタップ&ダイスを使用し穴を作っていく作業を行う。

目ネジを作るにあたって注意するのが、アクリルパイプの硬質。

ハッキリ言って非常に硬い。

コレと同型の塩ビパイプがあるなら絶対にそっちを買うw

そんなレベルで大変な作業。

今回苦労した中で、間違いなく一番と言っても過言では無い。

滑り止めの付いた手袋でしっかりねじ込み慎重に作業する事をおススメする。

人によっては豆が出来るw

後はネジ作成部にオイル等を塗布しながらねじって戻す作業を繰り返し、徐々にネジ穴を作る。

作るネジ穴の基準は、バランサーユニットのネジの長さプラス5mmくらいがベスト。

ネジ穴作成後のアクリルパイプを好みの長さにカット。

キングバイパーのブランクスエンドに延長する形なる為、それに合わせた長さでパイプをカット。

自分の好みの長さのグリップエンドにしたい方は、それに合わせてカットしてください。

方法としては、色々ありますが、今回はノコギリを使用し手動でカット。

マスキングテープで加工部位の目印を作りカットしていく。

ジグソーやグラインダー等の、便利な電動工具もあるが、アクリルはとっても割れやすいので、手で地道にカットする方が失敗が無い。

加工範囲もただ切るだけで少ないので、手でやるのが無難と個人的には感じる。

アクリルをカットし作ったネジ山スペーサーがコチラ。

しっくりフィットし、個人的に一安心。

今回の作業でとても重要な部分なので・・・w

今回はパイプをネジ山の部分を配慮し高さ1.5mmにカット。

この分の大きさでグリップエンドが延長する事になる。

なるべく長くならない様にw

グリップを長くしたいなら、パイプをもっと長めにカットすればOK。

ただ、スペアのグリップで隠せるならの話ですがw

使用するロッドのグリップエンド部をカットし外す

今回は、グリップエンド部でも下の部分だけカット。

ショアコンペディションと刻印されたリングから下の部分だけ。

カットは簡単。

まずは、カッターでEVAグリップ対し、縦に切れ目を入れていく。

この際、なるべく中のブランクスが傷つかない様に注意する事をおススメする。

後は、プライヤーを使い、切れ目の部分を挟みねじれば、キレイにグリップが取れる。

外れたのがこの状態。

残った接着部をなるべくカッターでそぎ落としていけば終了。

取り付け予定のスペアグリップを長さに合わせてカット

グリップエンド部に取り付けるスペアグリップを、適性の長さに合わせてカットしていく作業。

今回は先程作成したアクリルパーツの延長分を考慮し、長めに設定。

アクリルパイプを切った時の要領で、マスキングテープをカット部に巻き目印を作る。

そこからカッターの刃を伸ばし、野菜を切る様にスペアグリップをカットしていく。

こんな感じにカット完了。

作成したネジユニットの接合部を隠す目的で使用するので、こんな感じになりました。

もし、カット部がいびつになった場合は、サンドペーパー等のヤスリで平らに研磨すれば大丈夫。

グリップエンド部完成

カットしたスペアグリップの中にネジユニットを取り付ける作業。

グリップ内の穴とネジユニットの外周に、エポキシ接着剤を塗りくっつけるだけ。

コツとしては取り付け面がツラ位置になる様にする。

※塗ったアクリルパーツに上からグリップをかぶせる形で取り付けるのがベスト。

接着剤が硬化すれば完了。

ブランクスにグリップエンドを取り付ければ完成。

最後の作業がコレ。

作成したグリップエンドとブランクスを接着剤で固定する作業。

普通に付けるなら、特に注意はいらないであろう。

しかし、今回はネジ穴を作成したグリップを取り付ける為、ネジ穴にはみ出した接着剤が付かない様に注意する必要がある。

今回は、念の為、マスキングしたバランサーユニットをいったん装着した状態でグリップをブランクスに挿入した。

エポキシ接着剤を、それぞれブランクス表面とグリップ穴内に塗布。

上下しながら接着剤をならし取り付ける。

はみ出す事も考慮し、グリップやリングの接合部にマスキングテープで被覆しておくとキレイに仕上がる。

ココでデザインにひと手間加える(気にしないならやらなくても良い)

構造としては不要な作業。

ロッドを使う分には問題ないが。

今回のコンセプトは、「よりシンプルにダイワ純正に近いカスタム化」

グリップエンドのパーツがガンクラのままではダサい。

個人的にスマートとは言えない。

その為、グリップエンドのガンクラのエンブレムの装飾を外す。

マイクロドライバーで外からてこの原理で外すだけ。

次に、用意したのがダイワのロゴ。

使わなくなったダイワロッドがあったので、そこから拝借。

コチラも2液のエポキシ接着剤で固定。

エンブレム裏に両面テープで接着する方法も問題ないが、外れてしまうか不安ならこの方法がオススメ。

※バランサーユニットをロッドに装着した状態をチェックした方がベスト。

エンブレムを固定しても、位置がずれてしまっては本末転倒。

あらかじめ上下を確認し、目印を付けておくと上手くいく。

完全硬化したらマスキングを剥がし改造完了!

無事に作業完了!

何とかキレイに仕上がった。

今回は、キングバイパーのカスタマイズを紹介しましたが、他のロッドで試したい方の参考になればと。

今回の釣行をYouTube動画にアップ予定

今回の作業を動画にて撮影。

記事で紹介できない細かい部分も紹介。

近日アップ予定。

その際は、この記事にも追記しますm(__)m



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