どのサイトも21ジリオンの良い所しかレビューしてなかったので、悪い点にも注目してこうと思いますw
ただ、ハッキリ言って買って満足はしていますw
そんな、2021(令和3)年発売モデルのダイワベイトリール「ジリオンSVTW」。
16モデルでも充分満足していたが、気になり購入。
正直質感は、旧ジリオンの方が良いが・・・!?
投げたらビックリ進化を実感!?
シマノライバル機種の20メタニウムとも比較しレビュー!
Contents
ダイワ21ジリオンSVTWを買ったので早速検証

去年12月より店頭販売が開始されたダイワの新型21ジリオンSVTW。
フラグシップとしては、スティーズLTD(リミテッド)SVも販売されているが、仲間のヒノが持っているので、そっちで試させてもらいます。
だって高いw
スティーズ買う金で新型ジリオンが2~3台買えちゃうんだから。
それに、そこまでしてスティーズにこだわりもないので・・・
剛性のジリオン好きとしては、確かめずにはいられなかったので、ちょっと遅めですが衝動買いw
ここでは、個人的主観の強いタックルレビューを紹介。
16と21のジリオンのデータ等の比較は、もうすでに他のサイトの方がしている為、そちらにお任せしようw
というよりも、本当に新型ジリオンを購入するにあたり必要な情報は、「数字のデータだけでは無く、個人的に満足して使えるか」といった所有力を満たせる魅力的リールであるか否かなのだ!!
と、力強く文章にしてまとめてみたw
自分が所有する歴代ジリオンとのボディーの大きさを比較

左から21ジリオンSVTW⇒16ジリオンSVTW⇒18ジリオンHDTWの順番に配置しております。
ぱっと見差は歴然ではないでしょうか。
明らかに、今回販売された21ジリオンは、コンパクト。
16モデルに比べて約1.5cmくらい全長は小さく感じます。(ホントぱっと見)
データ関係は、もうすでに他のサイトで検証されていることもあり、細かい比較は良しとしておきましょうw
と言うか、数値よりも見た感じのデザインの差や、何よりキャストした時のフィーリングの方が個人的には重要な感じがします。
16と比べて21ジリオンの質感はどんな感じか?

ハッキリ言って、個人的には旧モデルの16ジリオンの方がデザインは好みです!w
今回の21ジリオンは、極めてスタイリッシュでコンパクト。
ハンドル計も90ミリと前回同様の長さであるのは有難い。
使い勝手は格段に進化していると思いますが、質感は正直いまいち・・・
何と言うか・・・私がジリオンに求めるのは、武骨な剛性感。
例えていうのであれば、「ガンダムに出てくるグフとかのごっついヘッドパーツ的なイメージw」。
重さも前回に比べて195⇒175gと20gも軽くなってるのは正直凄いですね。
その点気になるのが、ボディー剛性や強度の問題。
コンパクトになってるとは、別にアルミボディーが肉抜きされているに違いない・・・

ここに肉抜きを感じさせる部分が!!
16モデルのジリオンは、本体はアルミボディーに対しサイドプレート部分は、プラスチック製でした。
今回のジリオンは、ボディー全体がアルミモノコックハウジング化。
内部ギヤも「ハイパードライブギヤ」を搭載し、従来よりも歯のサイズを大きくしかみ合わせを重視した内容に。
そんないかにも合成感アップしたジリオン。
先程も触れたが、16モデルに比べて20gの軽量化が施されている。
剛性と反した軽量化とはどんなものか、外観から何処かチェックしてみました。

ぱっと見、ココw
本体と連結するサイドプレート部分に若干違和感感じるプラスチック感あるパネル。
恐らく、肉抜きされているであろう部分。
基本骨格は、金属だけど、それをフタする周りはプラスチックなのだろう・・・
しかし、この部分アタリしか肉抜きした部分を感じられない。

ここ肉抜きする必要あるの?
レベルワインダーの下に大きな穴が。
グリスアップしやすいけど、ごみも入りやすそう・・・
今後ダイワのレベルワインダーはこんな感じのタイプになるんでしょうね。
以上、パッと見ですが、正直どう軽量したのか分かりませんw
コンパクトで軽くなったのは最大のメリットではありますが、巻きの質感に影響がないか不安要素ではあります。
持った感じの使い勝手はどうか?

外観から来る質感は、正直旧16ジリオンの方が自分好みとお話はしましたが、あくまで個人的な主観。
自分は、デザインに対するセンスは皆無なのでw
実際に使用するにあたり気になったのは、ハンドル部分。
コンパクトになりパーミングは素晴らしいが、前回に比べてノブが小さいの個人的デメリット。
前回同様、90ミリタイプなので持った感じパワーハンドル化はしなくていいモノの16モデルのノブが慣れているので使いやすい。

ハンドルのナットが16に比べて長くて時折当たりそう。
ハンドルのピッチサイズは一緒なものの固定方法が若干違うので、止めのナットが5ミリほど出っ張る感じ。
そこまでは気にならないが、若干巻いてルアーを回収する際に指に触れる。
しかし、これにより16モデルに比べてハンドルをちゃんと固定出来ている為、個人的には頑丈になってるなと実感。
コレはコレで良い。
また、メカニカルブレーキには、スティーズシリーズにも採用されている「ゼロアジャスター」を搭載。
スプールをゼロ調整したら一切操作不要との事だが、個人的には、従来のクリック音タイプのメカニカルブレーキの方が好み。
「ゼロアジャスター」は微妙な調整が出来きる様クリック感無く、また硬く中々回らない適な感じらしいが、普通に指で軽々周るw
自動車整備で培ってきた俺の指の握力が強いからか!?
冗談はさておき、何となく使用中に振動等でスプールシャフトのアタリが変化しそう。
まあ、巻取り時に触れても緩むと言う事は無さそうなので問題はなさそうだが・・・
ただ、ドラグクリッカーが付いたのは正直凄い。
恐らくフルロックなので恩恵は受けないだろうけど、安心感がある。
今まで手にしてきたリールは、箱を開けてすぐに感動から始まり、そしてコレいいねってなったけど。
正直、本当に投げてみないと分からないリールは初めて。
逆にドキドキ感がハンパない。
やるなダイワさんw
投げてもいないのに買ってすぐにハンドルカスタマイズw

何度も言うが、買って即行改善したいと感じたのがハンドル周り。
ハンドルノブがSタイプだけど、より細いタイプに。
大きすぎなくても良いけど、ちょっと太い旧モデルの方が好み。
スタードラグが艶消しタイプに変更されていてあまり好みでは無い。
艶消し自体は好きだけど、マット感では無く素地感があるので交換したくなる。

と言う事で、デザイン的に旧モデルのスタードラグとハンドルが好みだったので、移植してみました。
たぶん、ちゃんとジリオンを使うなら出荷状態の方が良いと思う。
しかし、「俺、ちゃんと釣りを不満無く楽しんでいるか」と自分に問いかけると、そうでは無いので交換しちゃいましたw
DRTのVARIAL(バリアル)様なパワー特化の重いハンドルという訳でも無く、SLPのカーボンハンドルみたいに軽いハンドルという訳でも無く・・・
ある程度の重みを感じ、指でスタードラグを弾いた時にハンドルがクルクル回って糸ふけを回収してくれる感じが良かったので、ベアリングを追加した旧モデルのハンドルを選択。
とりあえずコレで、試し投げと行きましょう!
ヤバイ!超良いじゃん!このリール!!

正直ガッカリした点が目立ったので、キャストした時の感動がハンパなかった。
爆風の中、ブレーキ設定は20段階中の6。
そんな中、今まで使用していた16ジリオンに比べて向かい風で体感5m位は遠投できている。
SVブーストの効果が発揮されているのか、ノーサミングでノーバックラッシュ。
流石に、前回のSVではコレはあり得なかった。
しかし、そんな事よりも感動したのが巻き感。
コレは、凄い。
ハイパードライブデジギヤの効果だと思うが、シャリシャリ感やガタつきが一切ない。
16モデルでも6.3くらいだとあまり巻きに違和感は無かったが、7.3くらいのハイギヤからフィーリングは悪くなってきた。
そんな中、今回選んだギヤ比は7.1(一回転75cm)のモデル。
コレなら、ローギヤ不要で巻きもワームを使った掛けの釣りも楽しめると肌で実感。
21ジリオンでこのレベルなら21スティーズLTDならもっと凄いんでしょうねw
ただ、コスパも含めて21ジリオンSV TWが絶対に良いと感じる良いリールでした。
酷評並べていた自分が恥ずかしいw
16モデルを持っていて新型ジリオンを検討している方は、間違いなく買った方が良いと思うレベルですね♪
シマノのライバル機種20メタニウムと比較するとどうか?

一応、21ジリオンと同ランクのシマノリールも持っていたので、比較。
21ジリオンはギヤ比7.1(75cm)に対し、20メタニウムはHGギヤ比7.1(77cm)のハイギヤタイプで比較するのに持ってっこい。
※両方とも、純正ハンドルでは無いので申し訳ありません。
20メタニウムには、19アンタレスのハンドルが付いておりますw
同じ175gという重量と、20メタに合わせて出してきたなと感じている21ジリオンSV。
さて、実際に2つのリールを使用して思った感想。
総合的には、21ジリオンの方が使いやすいと感じました。
コレ一台あれば、何でもできると言う感じです。
ただ、ほぼ無風状態であるなら20メタの方がルアーが飛びます。
キャストフィーリングに関してもシマノの方が個人的には好きです。
単純に飛ばすだけならMGL3スプールの方に分があるか!?
個体差が有るので、何とも言えませんが、若干21ジリオンの方が巻きが滑らかで感度が良いです。
水中でどうルアーが動いているのか分かりやすいと思いました。
あらゆる状況を想定するのであれば、SVブーストを搭載した21ジリオンが若干上としか言えないですねw
それだけ、ダイワもシマノも所有力を満たす優秀なリールを作っているという訳ですw
正直、ロッドがシマノなら20メタニウム。
ロッドがダイワなら21ジリオンという感じで良いと思います。
私の場合、ロッドの関係からワーミングはシマノタックル、巻きはダイワタックル。
良い使い分けが出来そうです。
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